ファッションの基礎知識part2「コーディネート」について学ぶ
どうも、長谷川アーマンです。
この連載では「オシャレになりたいけどファッションってそもそも何かわからない」「オシャレってそもそもなに?」「雑誌を読んでいてもいまいち用語がわからない」という方に向けてファッションの基礎知識を説明していきたいと思います。
今回はファッションの基礎知識part2「コーディネート」について学んでいきましょう。
コーディネートとは
コーディネートとは元々「物事を調整したり、まとめたりする」という意味があります。なのでファッション以外のシーンでも「コーディネーター」という言葉が存在するように、様々な場面で使用される言葉です。
ファッションの世界での「コーディネート」というのは、服や小物、靴などのアイテムをバランスの良い状態にまとめるという意味があります。
一つ一つのアイテムがどれだけ質が良くてとても良いブランドだとしても、合わせ方がミスマッチだとちぐはぐな印象を相手に与えてしまうことがあります。
そのため、コーディネートとはその人にとってベストなサイズ感やアイテムを選び、揃えるという意味になります。
その中でも今回は特に雑誌などでよく目にする用語を紹介します。
抜け感
大人っぽいスーツのネクタイを柄モノにしてみたり、きれいめなスタイルでズボンの裾をロールアップしてみたりと、大人っぽい雰囲気の中でも少しだけ遊び心を取り入れることで、コーディネートがオシャレに見えることを指します。
キレイめな格好をするままでも大人の品性を与えることができますが、さらに抜け感を追加することで大人の余裕を表現することができるのです。
コーデを外す
上記の抜け感とも少し被る部分はありますが、ポイントは「あえて、正統派とは違うチョイスをする」ということ。セットアップのボトムがイージーパンツを履いていたり、中にTシャツを着たり、適度に外すコーデをすることで、自分の個性を表現することができます。
こなれ感
オシャレに慣れている上級者の方が着ている「いかにもファッションを知り尽くしていますよ」と見るからにわかるようなキメているコーデではなく、「洗濯して干してた服が乾いてたから適当に着てきたけど、なんかオシャレ」というような、キメすぎていない、だけどカジュアルすぎないオシャレのことを「こなれ感」といいます。
大切なのは「自分にしっかりと馴染んでいるかどうか」。長年愛用しているジーンズやジャケットを、サラッと着る。それがこなれ感です。
ジャケパン
ジャケパンとはジャケットとパンツをあわせた言葉で、通常なら上下揃ったスーツを着るところを、別素材、別の色のジャケットとスラックスを合わせるコーデです。主にボトムはカジュアルでも使えるようなチノパンやコットンパンツと合わせるのがこのジャケパンスタイル。チノパンと聞くとカジュアルな印象がありますが、もちろんビジネスシーンでも活躍できるコーデの1つです。
セットアップ
セットアップとは上下で同じ生地、デザインで作られたアイテム、その着こなしのことを指します。スーツなどもセットアップの1つですが、上下一緒に売られているスーツと違い、セットアップは上下別々に売られているのが特徴です。
ただし、セットアップはジャケットとパンツだけのスタイルだけでなく、ジャージのセットやシャツとズボンなど様々なアイテムが存在し、現在では上下一緒に売られていることも多いです。
コーデを引き締める
ただのTシャツにジーンズ、これだと確かにシンプルですが、見る人からしたらどこかカジュアルすぎたり、手抜きと思われてしまう可能性も。そんな時にジャケットを1枚羽織ることで、引き締まった印象を相手に与えることができます。これがコーデを引き締めるということです。
レイヤード
一着だけで着るとどこか寂しい印象になるセーターも、下にシャツを着たら定番のコーデに。このように服を重ねて着ることをレイヤードといいます。着こなしの幅を広げるテクニックとして有効です。
まとめ
ファッション基礎知識part2は「コーディネート」について学びました。
これを読んでファッションについて筆者とともに勉強して、どんどんオシャレになりましょう。