ファッションの基礎知識part16「ロック」について学ぶ
どうも、長谷川アーマンです。
この連載では「オシャレになりたいけどファッションってそもそもなにかわからない」「オシャレってそもそもなに?」「雑誌を読んでいてもいまいち用語がわからない」という方に向けてファッションの基礎知識を説明していきたいと思います。
今回も以前説明したテイストの深堀りでファッションの基礎知識part16「ロック」について学んでいきましょう。
ロックとは
ロックとはそもそも「ロックンロール(Rock and Roll)」と同義語で、1950年代のアメリカ発祥の音楽です。元々このロックミュージシャン達が着ていたスタイルがロックファッションの起源と言われており、時代によってもロックファッションは変化しています。クールで黒や革素材のアイテムを取り入れたり、派手な色を好むことがあるのも特徴です。
パンク系のロックファッションというジャンルもありますが、通常のロックとは違い、パンク系のロックは過激な印象が強いものが多いです。ただパンク系にも通常のロックと共通する部分はあり、同じ1つのジャンルとしてまとめられることも多いです。
ロックの歴史
ロックが全盛期だった1960年代初頭にビートルズや、イギリスではローリング・ストーンズなど、数々のロックの歴史に残るバンドが生まれていました。
そんな時代にイギリスの若者に根付いていったスタイルが細身のスーツにミリタリー仕様のモッズコートを身に纏ったモッズ族です。彼らはR&Bを聴いたりソウルミュージックを好んで聴き、次第にロックを聴くようになります。
当時ビートルズやローリング・ストーンズもモッズブームに便乗し、モッズスタイルでデビューをしました。
そこから1960年代後半にはサイケデリック・ロックというジャンルが誕生しました。これは当時アメリカ西海岸の若者の間で蔓延していたドラッグの幻覚を体現した音楽と言われており、そのブームは世界中へと広がっていきました。ロン毛に派手な色彩の服を身に纏い、現代の人が想像するロックの原型ともいえるファッションスタイルです。
ロックの魅力
個性的で派手な印象を与えることができる
ロックはその名の通り派手な印象を相手に与えることができるファッションです。その分着こなすことは簡単ではないですが、うまくコーディネートすることができればオシャレと思ってもらえること間違いなしでしょう。
音楽好きにはたまらないファッション
ロックファッションをしている人がロックを好きでないといけない法律などはどこにもありませんが、やはりロックスタイルを着こなす人はロックが好きな人が多いです。それだけで会話の話題にもなりますし、自分の好きな音楽のジャンルの服装をできるのはなによりの幸せを感じることができるでしょう。
ロックコーデ
革ジャンに赤を差し込んだ王道ロックコーデ
ロックの代名詞でもある革ジャンに赤のボーダーという王道なロックコーデになっています。個性を出しながらも派手すぎずに街でも自然と溶け込むことのできるオシャレなスタイルです。
ロックTシャツをオシャレに着こなしたスタイル
ピタッとしたロックTシャツとジーンズを合わせた、こちらも王道なロックスタイルになっています。一つ一つのアイテムはシンプルでも、サイズ感や着こなしでここまでオシャレなロック感を出すことができるのです。
まとめ
ファッションの基礎知識part16では「ロック」について学びました。
これを読んでファッションについて筆者とともにどんどん勉強して、どんどんオシャレになりましょう。