ファッションの基礎知識part17「ルード」について学ぶ
どうも、長谷川アーマンです。
この連載では「オシャレになりたいけどファッションってそもそもなにかわからない」「オシャレってそもそもなに?」「雑誌を読んでいてもいまいち用語がわからない」という方に向けてファッションの基礎知識を説明していきたいと思います。
今回も以前説明したテイストの深堀りでファッションの基礎知識part17「ルード」について学んでいきましょう。
ルードとは
ルードスタイルとは、元々アメカジの一部で、スペイン語でルードとは「失礼な、無礼な」という意味を持つ、ちょいワルな雰囲気のファッションスタイルのことを指します。ただし不良が着るような服装という意味だけではなく、センスが良い無骨な男性が着るような大人のスタイルなのが特徴的です。柄シャツやボウリングシャツなどが主なアイテムとしてあげられます。
ルードの歴史
ルードファッションの明確な発祥は不明ですが、元々はアメカジが発祥の起源と言われています。
日本においては雑誌「LEON」が提唱した「ちょいわるオヤジ」という、不良がかった中年男性のことを呼ぶ言葉が流行になり、そこから不良っぽい大人のスタイルが流行していきました。
2007年にフランスでも30代以上向け男性ファッション雑誌「Monsieur」で「21世紀のダンディは日本人」と特集が組まれ、その中で「Choiwaru Oyaji」という言葉が取り上げられるほど、少し不良っぽい、いわゆるルードなスタイルは流行していきます。
現代においては、中年男性だけではなく、20代後半から30代の男性もルードなスタイルを好み、定番のスタイルとなっています。
ルードの魅力
無骨な男を演出することのできるスタイル
ルードの魅力はなんといってもその男らしさにあります。とにかくルードはどこまでいっても男らしいスタイル。男にモテる男のスタイルと言えるでしょう。逆に言えば女性の支持は少し少ないかもしれませんが、女子ウケを気にせずに自分の好きなスタイルを着ている所も、ルードの魅力と言えるでしょう。
子供っぽくなくワイルドな印象を与えることができる
不良な雰囲気とはいえども、ルードは子供っぽくなく大人な雰囲気を出すことのできるスタイルになっているので、ワイルドな印象を相手に与えることができます。服装は自分に自信をつけることができるので、ワイルドさを出したい方にはピッタリのスタイルになっています。
ルードコーデ
ワコマリアの柄シャツを着て遊び心もある男らしいルードスタイル
ルードファッションの代表的ブランド「ワコマリア」の柄シャツを大胆に着ながらも差し色を使いどこか遊び心を感じるとてもオシャレなルードスタイルで、さらにルードスタイルには欠かせない髭もキマっていて、とても男らしい雰囲気なっています。
シンプルな黒コーデで統一し大人っぽいルードな雰囲気に
ワイドストレートのデニムに革靴を合わして全体的に黒で統一することによって無骨で大人っぽいルードスタイルを作り上げているとてもオシャレなスタイルになっています。先程の方もそうですが、やはりルードに髭は欠かせないスパイスになっています。
まとめ
ファッションの基礎知識part17では「ルード」について学びました。
これを読んでファッションについて筆者とともにどんどん勉強して、どんどんオシャレになりましょう。