初心者の為のITパスポート完全攻略【3週間で合格可能】
「就活でなにか資格を持ってたほうが有利かな…」
「転職したいけど何も資格がないのは不安」
などの不安を抱えている人は多いかと思います。
ITパスポート試験は、IT関連の基礎知識の証明を目的とした資格になっています。
現代社会においてIT知識はどんな職種においても必須となる知識になっているので資格取得をしておいて損することは間違いなくないです。
さらにITパスポート試験は「短期間」で「比較的安く」「いつでも」取得できるのでこれから転職を考えている方や、就活を控えている学生にもオススメの資格となっています。
そんなITパスポートを実際に「全くの知識ゼロ」から3週間で取得した筆者が、独学勉強法を今回ご紹介したいと思います。
ITパスポートってなに?
ITパスポートとは「ITに関する基礎知識を問う国家資格」です。
インターネットが普及している今、どんな職種においても、ITの技術を使ったサービス、業務で使用するシステム、などビジネスにおいてITは切っても切り離せない関係となりました。
ITパスポートを取得することで「ITに関する基礎知識」を所有している証明になるので、社会人の方なら誰でも持っていても損はない資格になっています。
ITパスポートの試験概要
試験時間と出題形式
ITパスポートの試験では
120分の試験時間で計100問
が出題されます。CBT形式といって4択で出題されるので記述問題などはありませんが、計算問題などもあるので、時間配分には注意が必要です。
出題分野
出題分野は「ストラテジ系(経営全般)」約35問、「マネジメント系(IT管理)」約20問、「テクノロジ系(IT技術)」が約45問で構成されています。
受験資格
ITパスポートでは特別な受験資格はなく、年齢、国籍問わずにどなたでも受験が可能です。
受験費用
受験料は5700円です(2021年現在)
他の資格と比べても比較的安く試験を受けることが可能です。
ITパスポートを取るメリットとは?
様々なサイトでITパスポートを取得することによるメリットが書かれていますが、ITパスポートを取得した筆者が個人的に感じたメリットも交えながら紹介します。
①短期間で成功体験を手にすることができる
これはかなり大きいです。筆者が今までで取得したことのある資格は「自動車運転免許」のみだったので、自分の力で知識ゼロの状態から国家資格を取得したということは自信に繋がりました。
②ライティング案件の依頼がきた
筆者はWebライターの仕事をしているのですが、プロフィールにITパスポートの資格を保有していると記載していると、ITパスポートに関する記事の執筆を依頼されました。
③ITの基本的な知識がつく
ITパスポートを取得することで、ITの幅広い知識がつくのもメリットの一つです。筆者は元々営業の仕事をしていたので、ITの知識がほぼゼロの状態だったのですが、ITとはどのようなものか、ITの仕組みや基本的な知識などを学ぶことができました。
④国家資格なので安心できる
ITパスポートは国家資格なので、認知度も高く、企業からも信頼されます。またITの基礎知識を持っていることの証明になるので、事務系の仕事を転職希望されている方などは有利に働くこともあります。
⑤IT系のスタートラインに立てる
ITパスポートの資格を持っているからといって何かが大きく変わるわけではありませんが、ITパスポートを取得することで「IT系の仕事をする上でスタートライン」に立つことができます。
まずはITパスポートを取得することで、基本情報技術者などの上位資格に挑戦することも可能です。
3週間でITパスポートに合格するには?
筆者は2月1日に申し込みをして2月21日に試験を受けました。
ITパスポートは短期決戦が大切です。
なぜなら、ダラダラと時間をかけてもやる気は薄れていってしまいますし、短期間でも十分に合格可能な資格からです。
筆者は1日3時間ぐらいを目処に勉強していましたが、遊んでしまったり、やる気が起きずに5日間ぐらいサボったりしたこともあったので、実際に勉強した時間としては2週間ぐらいかと思います。
それでもしっかりと独学のみで合格できたので、実際にどのように勉強したか、使った参考書を紹介していきたいと思います。
使用した参考書はたった一冊のみ
筆者が実際に使用した参考書はこの一冊のみです。
高橋京介さんが出している「いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書」。
(現在は試験範囲が若干変わり令和3年度版が販売されています)
この本を選んだ理由として大きく3つ挙げるとすれば
①「最短で」「確実に合格」するために作られている
→余計な説明などはなく試験で必要な情報だけを説明してくれる
②とにかく初学者にもわかりやすい
→無駄な装飾のないイラストとわかりやすい説明で構成されている
③アマゾンの評価が良い
→アマゾンの評価も星5つ中、星4.4と高い評価
様々な参考書がありますが、初学者の方は間違いなく「いちばんやさしい」を使って勉強するのがおすすめです。
実際に勉強をしていてもイラストがあるのでわかりやすいですし、解説も易しい言葉を使っているので勉強が続けやすいです。
ITパスポート勉強法
ITパスポートは「広く浅く」知識が問われる資格です。
なので筆者はとにかく何度も何度も参考書を読み、最後に一気にアウトプットをする独学法で取り組みました。
具体的な勉強法として
①参考書をとりあえず1周読んで見る
この時はまだ内容がなにも理解できなくても大丈夫です。用語の意味なども「ナニソレ」って感じですが、気にせずに読み進めていきましょう。
大切なのは「全体の内容をなんとなく把握する」ことです。
ここでは完璧に暗記していこうとしなくて大丈夫で、ただ「ストラテジ系はこうゆうのがでるのかな?」「テクノロジ系は結構難しそうだな」という感覚で読み進めれば大丈夫です。
②2周目はノートに単語をまとめながら読み進める
2周目は白紙の紙やノートにまとめていきます。ノートにまとめるのは嫌いと思う方もいらっしゃると思いますが、記憶を整理させるという意味では有効です。
ここで大切なのは「書いてることに満足するのではなく、理解しながらまとめる」ことです。
(字が汚いのはごめんなさい)
ノートにまとめただけで満足するのではなく、ノートにまとめる際には一つ一つの単語に注目し、内容を理解していきましょう。
また、まとめたノートを夜寝る前に再度10分間でも復習するとより効果大です。
③ひたすらアウトプット
ここからはひたすらアウトプットしていきます。筆者が実際に使用したのは
「ITパスポート全問解説」というアプリです。
このアプリでとにかくアウトプットを繰り返していきました。
最初は全然わからない問題も出てくるのですが、ひたすら
問題を解く→解説を見る→また問題を解く
事を繰り返していると、よく見かける単語の傾向がわかってきたり、自然とアウトプットすることで知識が定着していきます。
ここでどうしてもわからない、苦手だと思う範囲は「いちばんやさしい」の参考書に戻り復習をしていました。
まとめ
こちらが実際にITパスポートに合格し、約二ヶ月後に送られてくる証明書です。
(試験結果は試験当日にパソコンの画面に表示されるので当日に結果がわかります)
ITパスポートは誰でも受験することができ、比較的手軽に取得できる国家資格なので、これから取得しようと思ってる方は、ぜひこの記事を参考に頑張ってください。