芦名佑介の「突き抜ける人は感情で動く」【電通→プルデンシャル→ハリウッド→起業と異色の経歴を持つエリート】
どうも、長谷川アーマンです。
皆さんは、何かを始めようと思ったとき、何を基準にしていますか?
恐らく多くの人は
「自分にとってこれは得か損か」
「今から始めるのは遅いのではないか」
「こんなことしても意味があるのか」
など、論理的に頭で考えてから、結局始めないか、もしくは始めたとしても、結局途中で投げ出してしまう人が多いかもしれません。
しかし、今回紹介する本の著者「芦名佑介氏(現:芦名勇舗)」は「論理で行動するのではなく感情で行動することが大切」と断言しています。
アナタがもしも、
何かを始めたい
成功したい
今の仕事で成果を残したい
と思っているのであれば、今回紹介する「突き抜ける人は感情で動く」を読めばモチベーションが爆上がりすること間違いなしの一冊になっています。
今回はそんな芦名佑介氏の「突き抜ける人は感情で動く」の要点を4つまとめたものと、僕が読んで実生活でこの本をどう活かせるかを紹介したいと思います。
「突き抜ける人は感情で動く」の著者である芦名佑介とは
今回の本を紹介する前にここで軽く芦名佑介氏について紹介しておきます。
というのも、この芦名佑介氏。経歴がまさにモンスター級なのです。
ざっくりと経歴をまとめると
アメフトU-19代表に当時日本最年少で選出。翌年にはキャプテンに抜擢。
慶応大学を卒業後、電通に入社。大手企業のコピーライティングを手掛ける。
二年目にプルデンシャル生命に入社。最年少で営業所長と昇進。年収は前職の17倍に。
そこからハリウッドスターを目指し渡米。
帰国後、 芦名表参道株式会社(現:AO HILDGS株式会社)を立ち上げる。
…エリートすぎる。エリートすぎるよ芦名先輩!
しかしそんなとてつもない経歴を持つ芦名佑介氏ですが、高校生の頃に両親を亡くされており、辛い経験を得てここまでの成功を収めているのです。
ではどうして芦名佑介氏はここまで行動し、結果を残してきたのか。
この本を読むとその秘密が明らかになっていきます。
「突き抜ける人は感情で動く」の4つの重要なポイント
論理は否定されるが感情は否定されない
誰もが羨むような大手企業の電通を退職し、そのままプルデンシャル生命でも輝かしい成績を残した芦名佑介氏ですが、一番大切なのは「論理ではなく感情で動くこと」だと本書で語っています。
というのも、論理は否定されてしまうが、感情は否定されないからです。
確かに理屈や論理を優先して物事を判断していると、永遠に比較してしまいますよね。例えば「福利厚生の良い企業で働きたい」という気持ちだけで会社入社して働いてると「自分にはもっと良い会社があるのではないか」「あの会社の方が福利厚生充実してるんじゃないか」と比較してしまいます。
芦名佑介氏は、そんな理屈で物事を考えるのではなく、
かっこいい、楽しそう、燃える、この人に勝ちたい
といった、自分の内側から滲み出る感情に素直になって行動することが大切だと考えています。
実際に芦名佑介氏がプルデンシャル生命を辞めてアメリカに渡米したきっかけも、友人に「あっしー(あだ名)アメリカ行っちゃいなよ」という一言に対してワクワクする感覚がり、そのまま渡米したそうです。
結果として、自分の感情に素直になったことによって
↓
一回しか会ったことのない友人から連絡がきてアメリカの劇団のオーディションを受けることになる
↓
そこでゴールデングローブ賞に何度もノミネートされているロバートアランアッカーマン監督の目に留まり舞台に出演決定
ここまでの流れがわずか3週間と驚きの展開。
でも、もしもこれが「素人がハリウッドで演技するなんてまず無理。日本で演技の練習をして〜」と論理的に考えていたら不可能なのことですよね。
このようにワクワクする気持ちを行動に移すことで熱狂的にのめり込めることができ、次々と自分自身に変化が訪れていくのです。
結果を出している人を完全にコピーする
芦名佑介氏は電通からプルデンシャル生命という異業種に転職したのにも関わらず、営業トップになり、最終的には最年少で営業所長まで昇進しました。
この時、芦名佑介氏が一番大切にしたことは「結果を出している人を完全にコピーする」ということです。
この時、似ている、というレベルでは意味がなく、同じ人か?と思うぐらいのレベルまでやりきる事が大切で、完全にコピーできていたら、次は自分だったらどうするかという自分なりのアレンジが生まれてくるそうです。そしたらいつの間にかその人をも超えることができるという…。
単純に考えれば、たしかに売れている人と同じことができれば売れることができる、というのはわかりますが、実際にそれを実行し結果をだすというのは至難の業。
芦名佑介氏はそれでも仕事終わりなどに売れている先輩に「どうしたら売れるか」をひたすら聞きに行っては実行を繰り返しました。
自分の目標よりも先輩の機嫌を優先しているようでは、短期間で爆発的な成果を得ることはできない、というのが芦名佑介氏の考えなのです。
不安は行動で解決するからシマウマのように生きろ
不安ほど自分自身のポテンシャルを下げるものはありません。そもそも僕たちが認識しないといけないことは「不安とはまだ起こってないことに対しての感情」だということです。
その上で芦名佑介氏は「シマウマのように生きろ」と本書では述べています。
シマウマのように生きろ…どうゆことやねん‼と思うかもしれませんが
シマウマはライオンが襲ってきたら全速力で逃げますが、ライオンがいなくなればいつものようにまた呑気に草を食べますよね。
これは「ライオンに襲われる」という不安に支配されているのではなく、不安を引き起こしている出来事が実際に起きたら「走ればいい」と決めているということなのです。
つまり自分が不安に思っていることは絶対に起きるとものとして、実際に起きた時の行動を決めておけば、不安にポテンシャルを奪われることなく、一番大切な今を生きる事ができる。というなのです。
アウトプットができなければ学んでいないのと同じ
自分を成長させるためにはアウトプットを行う機会を作らなければいけません。現代ではSNSやYou Tube、ブログももちろんそうですが、アウトプットできるツールは山のように溢れていますよね。
結局、どれだけ知識を頭に詰め込んでインプットしても、それを言葉にできなければ何も学んでないのと同じなのです。
人は感覚はすぐに忘れてしまいますが、言葉にできていればそれを何度も再現することができます。
それにアウトプットをすることで確実にインプットの質は向上します。
例えば、企画会議に企画を提出する、と決めたら同じものを見たり調べたりしても、視点や着眼点が変わってきますが、逆に企画ができたら提出しよう、という考え方でインプットばかりしていても、ただ時間が流れていくだけなのです。
芦名佑介「突き抜ける人は感情で動く」を実生活に活かすには
ワクワクする感情に素直になる
大人になればなるほど現実を見るようになり、無難な道を選びがちになってしまいますよね。もちろんそれは決して悪いことではないですし、堅実な人生を歩むことは大切なことです。
でも、もし自分が今なにか本気で心を揺さぶるほど初めたいことがあるなら、まずは小さくでも挑戦してみましょう。
僕も実際にブログを昔からしてみたくて初めましたが、知識をアウトプットできるようになりましたし、伝えたいことをまとめて伝えれるようになったな、と最近思うようになりました(まだまだペーペーですが…)
行動をすることで確実にアナタの人生は動き出します。逆に行動をしなければ現状が変わることは一生ありません。
そして自分の心がワクワクしていることを取り組む時、人は熱中するのです。
物事の上達に一番必要なものはこの「ワクワクしている感情」だと僕も本気で思います。
ワクワクしている感情で動き、突き抜ける人になりましょう。
さいごに
今回は芦名佑介氏の「突き抜ける人は感情で動く」を紹介しました。
改めて今回の本の内容をまとめると
・理屈よりも感情で行動することで道は拓ける
・結果を出したければ結果をだしている人を完コピする
・とにかくアウトプットを行う
となります。
ちなみに僕は今までの人生でいきなりフィリピンに行ったり、今の奥さんと付き合ったのも出会った初日に告白したりと「これだ!」と感情が揺さぶられた通りに行動して生きてきましたが、あの時動いてよかったな、と思うことばかりです。
なかなか一歩が踏み出せないそこのアナタ。本書では上記で紹介した内容以外にも「芦名佑介氏のアポイントのとり方」や「やりたいことをみつける方法」など様々な役に立つ情報が満載なので、是非、モチベーションをぶちあげたい人は読んでみてください。