ちょうどいい生活を送る7つの秘訣【スウェーデンのラーゴムから学ぶ暮らし】
一週間もすれば変わるトレンド、数年に一度はモデルチェンジをするIphone、買っても買っても満足しない洋服。
現代の世の中では常に「見えないなにかに追われているような感覚」を皆さんお持ちだと思います。
そんなアナタに今回はスェーデンのラーゴムから学ぶ「ちょうどいい生活」を送る秘訣をご紹介したいと思います。
LAGOM(ラーゴム)とは?
ラーゴムとは幸福度ランキングで常に上位にランクインしているスウェーデン人が持つ概念で、「自分にとってちょうどいいモノやコトを見つけること」と言われております。
例えば自分自身にとって適切な働き方は「ラーゴムな働き方」といえますし、着心地の良い服は「ラーゴムな服」。このようにどんなモノやコトにも当てはめることが可能です。
スウェーデン発祥のIKEAも、デザインや機能、シンプルさなど、まさに「ちょうどいい家具」であり、ラーゴムの精神に基づいているのではないかと言われています。
スウェーデンと日本の意外な共通点
海外の生活と日本の生活は根本的に違う部分が多いので、参考にならないのではないかと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、スウェーデンは欧州の中でも
・靴を脱いで家の中では過ごす
・時間にとても真面目
・自分の感情を表に出して主張することが苦手
・質素さに美しさを感じる
など、我々日本人と共通している習慣や考え方がたくさんあり、どことなく親しみやすさを感じることができます。
そんなスウェーデンの「ラーゴム」という考え方は、毎日慌ただしい日々を過ごしているアナタにも参考になるはずです。
ラーゴムを取り入れたちょうどいい生活を送る7つの秘訣
では、実際に「ちょうどいい生活」を送るにはどのようなことを意識すれば良いのでしょうか。
ここでは、具体的にラーゴムの考え方を取り入れた「ちょうどいい生活」を送る秘訣を7つ紹介します。
・朝、30分だけ早起きをしてみる
スウェーデン人は早起きと言われていて、会社が始まるのも8時からが一般的と言われています。朝、30分だけでも早く起きてゆっくりすることで、1日の始まりを余裕を持って迎えることができるでしょう。
・太陽の光を浴びて、風を感じる。
普段、忙しい生活を送っているとなかなか自然と触れ合う機会はないかと思います。特に都会暮らしをしていると尚更そのような機会は少ないでしょう。意識的に閉め切ったカーテンを開けて太陽を浴び、窓を開けて風を感じてみましょう。気持ちが落ち着くはずです。
・本当に必要なモノだけを揃える
きっと部屋を見渡したら普段から使ってないけどなんとなく残しているモノはたくさんあるかと思います。そんなモノを思い切って断捨離し、本当に必要なモノだけを大切に使う生活をしてみましょう。
・心から気に入ってる洋服のみを着る
トレンドだからという理由や、安かったからという理由だけで購入した服がクローゼットの中に溢れていませんか?洋服は自分が心から気に入ってる服のみを着て、街にでかけましょう。
・適度な運動を心がける
長時間のデスクワークで疲れている方も多いかと思いますが、適度な運動は心にも体にもとても良いこと。一駅分だけ今日は電車を降りて歩いてみたり、一つ上の階に上がる時は階段を使ったり、まずは小さな運動から始めてみましょう。
・良い音楽を聴いて、コーヒーを飲む
1日の中で、自分の好きな音楽を聴いて、ゆっくりとコーヒーを飲む時間が必要です。その時だけは仕事や私生活の事は忘れて、心も身体も休めましょう。
・腹八分目の食事生活
暴飲暴食をしたりせず、逆に極端な食事制限もせずに、腹八分目程度の食事を心がけましょう。ちょうどいい食事というのは美味しく味わい、もう少しだけ食べたかった、というタイミングで食事を終えることです。
まとめ
極端にモノが溢れている世の中において、「これ以上モノを増やしたいわけではない」だけど「ミニマリストになるほどモノを捨てれない」という方には、まさにこのラーゴムを意識して「ちょうどいい生活」を過ごしてみてはいかがでしょうか。